顎下腺 唾石摘出手術の体験談。

こんにちは。

今日は「唾石摘出手術」をした話を書きたいと思います。

去年のはなしになるのですが、稀な病気なため

調べてもなかなか体験談が出てこないので

同じように苦しんでいる人がいれば参考にしてほしいです。

それは去年５月のことです。

食事のときに飲み込むのが痛い…

これはいつもの扁桃腺がはれているのか・・・

とりあえずいつもお世話になってるペラックという薬を飲んで

気休めしました。

そして食べるとき以外は痛くならないんですよね。

でも食べるときが本当に痛い。

それでも１週間くらい放置。

（保険証が転職でちょうど切り替えだったため１０割払うのを渋ったため。）

でもずっとよくならないし、たべるときにあごの下が

はれてきて明らかにおかしい。となったので勇気をだして

いつも行っている耳鼻咽喉科の病院へ。

私「いつもの扁桃腺と思うのですが・・・」

先生「いや、扁桃腺ははれてない。心当たりがある。」

と舌の下をぐりぐり。

膿がたくさんでてきたらしい。

これはもしかしたら石があるかもとちらっと言われながらも

膿を全部出してくれて「顎下腺炎」と診断。

痛み止めと抗生剤をもらいました。

これでまだ治りそうになかったら石かもしれないから

また来てくださいと言われとりあえず帰宅。

その後も少々痛みはあるけど、食事のときだけだから

我慢、我慢。

でもあいかわらずあごの下がはれる。

痛みに耐えれなかったので再度病院へ。

先生「これは石があるね。５ミリくらいの。」

　　「ここではとってもアフターケアとかできないから紹介状書くね。」

あっさり、石があると診断。

唾石（だせき）といって唾液腺（つばがでるところ）に

石が詰まり、つばがでなくて痛みを伴うという流れです。

もうできてしまったら仕方ないと紹介状をもって

大きい病院へ。

触診だけで、「あー石ありますね。」

「小さければ押してだしてあげれるんだけど、まだ出口から遠いから無理だね」

「手術になります」

という流れでした。

それからCT検査をし、８ミリの唾石があることが判明。

唾石って調べたら原因は不明でカルシウムの塊らしい。

手術の事前検査（尿検査・血液検査等）をして帰りました。

大きい病院なので、手術日は毎週水曜日に会議があって

そこで先生たちが決めるらしいのであとは連絡待ちです。

結局２週間後に決まりました。

ただ大きい病院なのに執刀医がまさかの研修医！！！

手術なんてしたことなかったのに、さらに研修医とか

怖くて仕方ない・・・

逆に研修医ができるような簡単なやつなんだと思い込ませる。

そんな気持ちのまま当日朝１で手術でした。

彼が仕事をぬけて付き添いに来てくれました。

そして最初に看護婦さんの説明をうけます。

私が体温計をしている間にこんな会話が繰り広げられます。

そして執刀医の先生の問診。

超チャラいくるくるパーマの研修医

２人して絶句。こんな先生に任せていいのだろうか。

でも今更手術しませんとは言えないのでいざ手術室へ。

ここからは1人で行かなくてはいけません。

手術の担当の看護婦さんに引き継がれます。

そして手術の服に着替えさせられ、シャワーキャップみたいなのを

かぶり部屋へ案内される。

すごくたくさんの部屋に走り回る医師や看護婦たち。

この時点でドキドキマックス。

手術台に乗せられると3人の看護師が一気に作業開始。

1人は心電図つける、1人は脈拍はかるやつつける

1人は点滴をうつ。まさに勝手にして状態でいろんな機械がつけられます。

そして麻酔をうちます。いっそのこと全身にしてくれーとか思ったけど

局所麻酔です。

そして先生が来て

「これから○○さんの唾石摘出手術始めます。メスッ！！！！」

っていうドラマでしか見ないやつで始まります。

局所麻酔のため会話が全部聞こえる。

しかも口をずっと開けておかなくてはいけない。

なかなかハードモード。

1時間くらいかかるといわれましたが、

唾石を出したのにかかった時間は8分らしいです。

切ったらすぐに出たみたい。

そしてその穴を溶ける糸で3針ほど縫いました。

切った穴は今後もそのままです。

また8ミリサイズの唾石ができても出せるようにふさがないそうです。

もう無敵☆

そして着替えて手術室を出ました。

本当に1時間かからないくらいで終わりました。

麻酔が切れたら痛いかもといわれましたが

痛くなることはありませんでした。

怖くて事前に1回だけ痛み止めをのみましたが（笑）

そして再度問診。

出てきた唾石さんがこちら。

 

まさかの2個。

CTにもうつらない隠れがいたらしい。

ほんとに石みたい。記念に持って帰りました。

唾石と診断されて困っている人へ。

押し出してとってもらえるのが1番ですが

手術してはやめにとってもらうのがいいと思います。

舌の感覚とか味覚がなくなる危険があるとか説明されますが

そんなことは一切ありませんでした。

だから恐れないでも大丈夫ですよ。という体験談でした。

おしまい。